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権代敦彦:ヴィオラ協奏曲《オメガ》 ユーリ・バシュメットが世界初演

2017年 2月 1日付

© Michiharu Okubo


2月中旬からロシアのソチで開催される「冬の国際芸術祭」で26日、権代敦彦の新作ヴィオラ協奏曲《オメガ》の世界初演がソチの冬劇場 Winter Theatreで行われる。演奏はユーリ・バシュメット(ヴィオラ)と、クラウディオ・ヴァンデッリ指揮、新ロシア国立交響楽団。

ヴィオラとオーケストラのための《オメガ OMEGA》(2016)は、同芸術祭による委嘱作品。近年、「〈有限の生命、有限の音楽〉における〈死と永遠、無限〉との関係を創作の中心主題に据えている」と述べる権代。《Time No Longer ―もはや時がない―》(2014-2015)や《終わりに向かって落ちる時間》(2015)や、と同様、本作《オメガ》でも、1音ずつ下降する音型と、1拍ずつ減少する小節の繰り返しを軸に全体が構成され、音楽は常にその終わりを暗示しながら進行する。ときに過酷なまでの演奏技術が要求されることも少なくない権代作品だが、名手バシュメットの独奏にも期待が高まる。演奏時間は約25分。

同コンサートは芸術祭のクロージング・コンサートとして行われるもので、バシュメットが権代《オメガ》に加えてクズマ・ボドロフ作曲の新作ヴィオラ協奏曲の初演も手がけるほか、ヴァディム・レーピン独奏によるブルッフ《ヴァイオリン協奏曲第1番》や、デニス・マツーエフ独奏によるラフマニノフ《パガニーニの主題のよる狂詩曲》など、締めくくりに相応しいプログラムが組まれている。コンサートの模様は、Mezzo TVでの配信も予定されている。


権代敦彦
オメガ
ヴィオラとオーケストラのための
Atsuhiko Gondai: OMEGA for viola and orchestra

世界初演
2017年2月26日[日]19:00 冬劇場(ロシア、ソチ)
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)
クラウディオ・ヴァンデッリ(指揮)
新ロシア国立交響楽団
http://en.wiafs.ru/