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オリ・ムストネン《九重奏曲第2番》ムストネン指揮OEKが日本初演

2018年 11月 1日付

Photo: Heikki Tuuli


11月29日、オーケストラ・アンサンブル金沢の定期公演で、フィンランドの作曲家オリ・ムストネン九重奏曲第2番》の日本初演が作曲家自身の指揮で行われる。

弦楽オーケストラのための《九重奏曲第2番 Nonetto II》(2000)は、《九重奏曲第1番》(1995)の続編として作曲された作品。この作品には、つんざくような不協和音、バルカン半島のパルス、シューマンやブラームスを彷彿とさせるロマン的なテーマ、ベートーヴェンの交響曲第6番を思わせる神秘的なシベリアの田園風景、カレリア人(フィンランド北部)の民族楽器カンテレ(ツィター属の撥弦楽器)やロシアの祭礼で使われるベルのような眩いトレモロなど、4つの楽章を通じて異なった音楽的キャラクターが展開され、終楽章で器楽群の恍惚とした頂点を迎える。

この日本初演に加えて、ディアギレフのバレエ・リュス出身のジョルジュ・バランシンが振付を手がけたヒンデミット作曲による台本のないバレエ組曲《主題と4つの変奏曲》、そしてムストネンと同様にフィンランドを代表する2人の作曲家、ラウタヴァーラとシベリウスの作品が演奏される。ラウタヴァーラ《極北の歌―鳥と管弦楽のための協奏曲》にはシベリウスの交響詩第2番「トゥオネラの白鳥」のエコーともいえるメランコリックな鳥の歌が登場する。


オリ・ムストネン
九重奏曲第2番
Olli Mustonen: Nonetto II for strings or string orchestra
日本初演
2018年11月29日[木]19:00 石川県立音楽堂(石川)
オリ・ムストネン(指揮) オーケストラ・アンサンブル金沢
http://www.oek.jp/event/1053-2