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ジョン・アダムズ《シティ・ノワール》 デイヴィス指揮読響が演奏

2018年 11月 1日付

www.earbox.com


下記の記事におきまして、記載内容に下記の誤りがありました。ここに訂正してお詫び申し上げます。
 ●アダムズ《シティ・ノワール》を日本初演と記載いたしましたが、本作品は、2015年3月29日にグスタボ・ドゥダメル指揮、ロサンゼルス・フィルハーモニックの来日公演において、日本初演が行われております。従いまして、今回の公演は日本初演ではありません。
 ●スクロヴァチェフスキ《ミュージック・アト・ナイト》(1948)の再演について、「約40年ぶり」と記載いたしましたが、その後も再演されていることが確認されました。

ショット・ミュージック株式会社


11月28日に読売日本交響楽団の定期演奏会で、ジョン・アダムズシティ・ノワール》がアメリカの名匠デニス・ラッセル・デイヴィスの客演で演奏される。

オーケストラのための交響曲《シティ・ノワール City Noir》はロサンゼルス・フィルハーモニックとロンドン交響楽団による共同委嘱で作曲され、2009年10月8日グスタボ・ドゥダメルの指揮で世界初演が行われた。この作品は、1940年代末〜50年代初めにかけてロサンゼルスで制作されたフィルム・ノワール特有のムードにインスピレーションを受けて、この時代の美学へのオマージュが反映されている。この交響曲はまた、アダムズ自身がカリフォルニアで学んだ経験やそこで触れた文化、目に刻んだ情景を主題にした《ザ・ダルマ・アト・ビッグ・サー》《エル・ドラド》に続く作品で、これらは管弦楽による3部作をなす。

このほか、ポーランドの作曲家スクロヴァチェフスキ《ミュージック・アト・ナイト》(1948)の再演がある。スクロヴァチェフスキは、ヴェネツィアのサン・マルコ広場の鐘塔から目の前に広がる素晴らしい景色を眺めながら聴いた鐘の倍音(変ロ音)を、作品の冒頭でベルではなく3つの楽器の組み合わせで表わしたと述べている。


ジョン・アダムズ
シティ・ノワール
John Adams: City Noir for orchestra
2018年11月28日[水]19:00 サントリーホール(東京)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮) 読売日本交響楽団
https://yomikyo.or.jp/concert/2017/12/583-1.php