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当社オンラインショップで楽譜のサンプルページ公開

2008年 9月 2日付 [リンク]

当社オンラインショップで、楽譜のサンプルページをご覧いただけるようになりました。現在サンプルページを見られるのは武満徹、湯浅譲二、一柳慧、細川俊夫、権代敦彦、高橋悠治、毛利蔵人の楽譜ですが、今後、他の楽譜についても順次サンプルページを公開する予定です。

オンラインショップ(武満徹)
http://www.schottjapan.com/publication/shop/takemitsu.html

武満徹《ヴィジョンズ》9月6, 8, 9日に小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラが演奏

2008年 9月 2日付 [リンク]

長野県松本市で開催されているサイトウ・キネン・フェスティバル松本で、武満徹の《ヴィジョンズ》が9月6, 8, 9日、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラにより演奏される。会場は長野県松本文化会館。
《ヴィジョンズ》はシカゴ交響楽団が創立100周年を記念して武満徹に委嘱し、1990年3月8日ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団により初演された。

演奏会の詳細(サイトウ・キネン・フェスティバル松本のウェブサイト)
http://www.saito-kinen.com/j/program/orc_b/

《ヴィジョンズ》のスコアは当社オンラインショップで販売しています
http://www.schottjapan.com/publication/shop/takemitsu.html#SJ1073

細川俊夫がロシュ・コミッションを受賞

2008年 9月 2日付 [リンク]

スイスのバーゼルにある世界有数の製薬会社ロシュは、8月29日、第5回ロシュ・コミッションの受賞者が細川俊夫に決定したと発表し、翌30日、ルツェルンで授賞式がおこなわれた。
 ロシュ・コミッションは、優れた現代音楽の作曲家に対して新作を委嘱するロシュの文化事業。作曲家は、ルツェルン音楽祭、カーネギー・ホール、クリーヴランド管弦楽団の推薦に基づき決定される。これまでに、ハリソン・バートウィスル、ジョージ・ベンジャミンらが受賞している。細川俊夫に委嘱される新作は2010年夏に、ルツェルンで、フランツ・ウェルザー=メスト指揮クリーヴランド管弦楽団により世界初演される予定となっており、その後ニューヨークのカーネギー・ホールでも同じ演奏家により再演される。

プレス・リリース(ロシュのウェブサイト)
http://www.roche.com/med-cor-2008-08-29

ショット・ミュージック社(ドイツ)より新刊6点、入荷しました

2008年 8月20日付 [リンク]

クライスラーやメンデルスゾーン、パガニーニの名曲全6点を入荷しました。
全点とも、日本語タイトルがカバー、表紙、および背に表記されています。
これらは今年3月にドイツのフランクフルトで開かれたムジークメッセ(世界最大の音楽見本市)で発表され、以来好評を博している商品です。
これまで輸入楽譜のご利用のない方にも、日本語表記があることでご利用頂きやすく、大変おすすめの商品です。

注)序文、解説等は全て原語版と同じです



フリッツ・クライスラー
愛の喜び(ラフマニノフ編曲演奏会用ピアノ独奏版)
Liebesfreud

ED 1757-85
¥2,100 (税込)
ピアノ(ソロ)/ソロ譜/Schott/菊倍16ページ

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フリッツ・クライスラー
愛の悲しみ(ラフマニノフ編曲演奏会用ピアノ独奏版)
Liebesleid

ED 1758-85
¥2,100 (税込)
ピアノ(ソロ)/ソロ譜/Schott/菊倍12ページ

カートに入れる


フリッツ・クライスラー
愛の喜び/愛の悲しみ
Liebesfreud/Liebesleid

CB 161-85
¥2,415 (税込)
チェロとピアノ/ピアノ・リダクション+パート譜/Schott/菊倍16+8ページ

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フリッツ・クライスラー
美しきロスマリン
Schön Rosmarin

BSS 29030-85
¥1,260 (税込)
チェロとピアノ/ピアノ・リダクション+パート譜/Schott/菊倍6+4ページ

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フェリックス・メンデルスゾーン
無言歌 作品109
Lied ohne Worte

CB 162-85
¥2,205 (税込)
チェロとピアノ/ピアノ・リダクション+パート譜/Schott/菊倍8+4ページ

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ニコロ・パガニーニ
モーゼ幻想曲
Moses-Fantasie

ED 861-85
¥2,940 (税込)
ヴァイオリンとピアノ/ピアノ・リダクション+パート譜/Schott/菊倍10+4ページ
スコルダトゥーラ用ピアノ伴奏譜付(8ページ)

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林美智子による武満徹《SONGS》CD発売(8月20日)および演奏会(9月5日)

2008年 8月18日付 [リンク]

メゾソプラノの林美智子が武満徹の《SONGS》全曲をレコーディングし、CD『地球はマルイぜ ~武満徹:SONGS~』(VICC-60659)が8月20日、ビクターエンタテインメントからリリースされる。このCDのリリースを記念して、9月5日に、東京オペラシティリサイタルホールで「林美智子SINGS武満徹SONGS」と題したコンサートが行われる。ピアノ伴奏は野平一郎。

CDの詳細(ビクターエンタテインメントのウェブサイト)

演奏会の詳細(二期会21のウェブサイト)


『武満徹:SONGS』(SJ2000)は当社オンラインショップで購入できます
http://www.schottjapan.com/publication/shop/takemitsu.html#SJ2000

細川俊夫の新曲《時の花》8月23日にルツェルン音楽祭で児玉桃らにより世界初演

2008年 8月14日付 [リンク]

細川俊夫の新作、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための《時の花 -オリヴィエ・メシアンへのオマージュ-》(欧文タイトル“Stunden-Blumen -hommage à Olivier Messiaen-”)が、ルツェルン音楽祭期間中の8月23日にルツェルンの聖ルカ教会で世界初演される。児玉桃とルツェルン音楽祭による共同委嘱。イエルク・ヴィトマンのクラリネット、カロリン・ヴィトマンのヴァイオリン、クサヴィエ・フィリップスのチェロ、児玉桃のピアノによる演奏。
 オリヴィエ・メシアンの生誕100年を記念するコンサートで、メシアンの《幻想曲》《世の終わりのための四重奏曲》とともに演奏される。

ルツェルン音楽祭のウェブサイト


作曲者によるプログラム・ノート

私は、ここ数年、「花」をテーマにした音楽を書き続けている。弦楽四重奏のための《沈黙の花》、混声合唱と打楽器のための《蓮の花》、弦楽四重奏のための《開花》、ピアノとオーケストラのための《月夜の蓮》等は、それぞれ花の姿を音楽的に表現しようとしたものである。「花」への関心は、私の生まれ育った家に「生け花」の伝統があったことや、私の愛する日本の伝統詩歌に「花」を歌ったものが多いことによる。まだつぼみであった音楽的な原形が、ゆっくりと静かに「歌」へと開花していく。私は「花の心」を音楽にしてみたい。それは、私が私のオリジナルな歌をうたうことへの願いであり、内なる音楽的な開花への願いでもある。
 メシアンの《世の終わりのための四重奏曲》と同じ編成で、という児玉桃のアイディアによってこの音楽は生まれた。「桃」という日本の花の名は、ミヒャエル・エンデの『モモ』を想起させ、この四重奏曲のタイトル「Stunden-Blumen」はその本の重要な一章の題名でもある。「世の終わり」に対して、「時の始まり」「時の始原」を暗示するような音楽を生み出したかった。母胎となる一音の持続の内から、陰陽が生まれ、ハーモニーが生まれ、その緊張の内から「音の花」、「歌」が生まれていく。
この作品を児玉桃に捧げる。

キガン・チェン(陳其鋼; Qigang Chen)が北京オリンピックの公式テーマ曲「You and Me」を作曲

2008年 8月11日付 [リンク]

8月8日におこなわれた北京オリンピックの開会式で、ブージー・アンド・ホークスの作曲家キガン・チェン(陳其鋼; Qigang Chen)が作曲したオリンピック公式テーマ曲「You and Me」がサラ・ブライトマンと中国人歌手の劉歓により披露された。

ブージー・アンド・ホークスのプレス・リリース

関連ニュース
http://www.sanspo.com/geino/news/080808/gnj0808082241025-n1.htm

北京オリンピック開会式でシャオガン・イェのピアノ協奏曲「Starring Sky」をラン・ランが演奏

2008年 8月 8日付 [リンク]

8月8日におこなわれる北京オリンピック開会式で、ショットの作曲家シャオガン・イェ(葉小綱; Xiaogang Ye) が開会式のために作曲したピアノ協奏曲を、ピアニストのランランが演奏する。

ショット・ミュージック(ドイツ)のプレス・リリース
プレス・リリース2

関連ニュース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000640-reu-ent

細川俊夫《ヒロシマ・声なき声》8月29日にラインガウ音楽祭で演奏

2008年 8月 6日付 [リンク]

7月から8月にかけて、ヴィースバーデン、フランクフルト、リューデスハイムといったライン川流域にある都市を結んで開催され、数あるヨーロッパの夏の音楽祭のなかでも屈指の質と規模を誇るラインガウ音楽祭で、細川俊夫の《ヒロシマ・声なき声》他が演奏される。今年のラインガウ音楽祭にはアルフレッド・ブレンデル、ギドン・クレーメル、ヴェッセリーナ・カサロヴァ、クリスティーネ・シェーファー、ハーゲン弦楽四重奏団、ロリン・マゼール指揮ニューヨーク・フィルハーモニックら一流の演奏家、オーケストラが招かれており、細川俊夫は招待作曲家として、ポートレート・コンサートが8月28, 29日におこなわれる。演奏会の詳細は以下。

8月28日 ヨハニスベルク宮殿(ヨハニスベルク)
弦楽四重奏のための《沈黙の花》
笙と弦楽四重奏のための《ランドスケープⅤ》
弦楽四重奏のための《開花》
宮田まゆみ(笙) アルディッティ弦楽四重奏団
演奏会の詳細

8月29日 エバーバッハ修道院(エルトヴィル)
独唱、語り、混声合唱、テープ、オーケストラのための《ヒロシマ・声なき声》
ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト)
WDR放送合唱団
WDR交響楽団
ルーペルト・フーバー指揮
演奏会の詳細


《ヒロシマ・声なき声》プログラム・ノート 

この作品は、バイエルン放送局の主催するミュンヘンの現代音楽祭「ムジカ・ヴィヴァ」(BMW作曲賞とARDドイツ放送協会)の委嘱作品として作曲した。この委嘱作品は、国籍の異なった3人の作曲家に与えられ、そのテーマは、「21世紀を迎え、伝統的な合唱、独唱、オーケストラを使った音楽で、こうした形の編成は新世紀に生き残ることができるか」というものであった。作品の内容は自由だが、一曲で一晩のコンサートが可能な、独唱者、合唱を伴う大きなオーケストラ作品を書いてほしいということだった。
 私は1989年に《ヒロシマ・レクイエム》第1楽章《前奏曲・夜》、第2楽章《死と再生》を書いた。それに1991年に《夜明け》を作曲し、これを第3楽章として、この《ヒロシマ・レクイエム》は全3楽章で完結したはずであった。しかしその後、この作品が日本とヨーロッパで何度か再演されるうちに、第3楽章が第1、2楽章の重みに比べて、簡単に終結してしまうことに不満をもち続けてきた。
 「ムジカ・ヴィヴァ」からの委嘱を受け、私はこの《ヒロシマ・レクイエム》をもう一度、創りかえる決心をした。1、2楽章はほぼそのままにして、第3楽章であった《夜明け》はこのレクイエムからはずし(この作品は、独立したオーケストラ作品として演奏されることが可能である)、新たに3つの楽章を書き加え、全5楽章の《ヒロシマ・声なき声》がこうして生まれた。

第1楽章《前奏曲・夜》
「ヒロシマ・レクイエム」の第1楽章とほぼ同じ。多少、オーケストレーションを改変した。何か恐ろしいものがやってくる予兆としての音楽。音響は洪水のように、海の波が押し寄せてくるようにやってくる。

第2楽章《死と再生》
2人の子供と、1人の大人の朗読は、『原爆の子』(岩波書店)から、取った。これはヒロシマの原爆にあった子供達の手記である。この手記を書いた子供たちは、ちょうど私の両親の世代である。合唱はラテン語のレクイエムのテキストを歌う。テープは、戦時中のラジオ録音等から編集した。(編集協力、フォンテック: 松田朗)

第3楽章《冬の声》
パウル・ツェランの詩『帰郷』による。冬の音風景。どこまでも続く墓の丘に降り積もる雪。歌が沈黙に浸透されていく。後半になって、円を描く時間が「空白」、「沈黙」に向かって、ゆっくり旋回していく。この沈黙の場所は、恐怖であると同時に、大きなやすらぎの時間、空間でもある。

第4楽章《春のきざし》
アルトが芭蕉の句『よくみれば、なずな花咲く垣根かな』を歌う。「よく見れば」、小さな目立たない花が、世界の片隅に懸命に咲いている。「よく聴き」、「よく感じられれば」春はもうそこまで来ている。

第5楽章《梵鐘の声》
梵鐘の一つの響きは、人の心を癒す力があるという。芭蕉の句『月いずこ、鐘はしづみて海の底』を合唱は歌う。月の見えない夜、深い静けさを持った海の風景。かつて梵鐘が海に沈んだという伝説がある。そこには聴こえない鐘の音が、海を奥底から聴こえてくるようである。合唱とオーケストラは、梵鐘の響きをイメージした音の形も持ち、何度も歌うことによって、鐘を虚空に向かってつこうとする。祈りの音楽。私がここ数年追求している梵鐘様式による音楽。

新しく書き加えられた3つの楽章は、それぞれ、第3楽章-ヘルムート・ラッヘンマンに、第4楽章-2000年に生まれた私の娘、恵里に、第5楽章-ヴァルター・フィンクに捧げた。
《ヒロシマ・声なき声》は、私がこれまで書いたもののなかで、オペラ《リアの物語》を除くと、もっとも長大なものであり、私のさまざまな音楽思想が集約されている。
なお、スコアの最初のページに次の言葉を引用させてもらった。
『東洋文化の根底には、形なきものの形を見、声なきものの声を聞くといったようなものがひそんでいるのではないだろうか。我々の心はかくのごときものを求めてやまない』 
西田幾多郎『働くものから見るものへ』の序文より

細川俊夫

《ヒロシマ・声なき声》のCDはフォンテックから発売されています(製品番号:FOCD3491)。


 

権代敦彦《木魂》7月15,16日にイタリアで世界初演

2008年 7月11日付 [リンク]

権代敦彦の新作、弦楽六重奏のための《木魂》(こだま)が、7月15、16日にイタリア、トレントのヴァル・ディ・フィエンメで世界初演される。「ドロミテの音」音楽祭の委嘱。マルコ・リッツィ、玉井菜採(ヴァイオリン)、ダニロ・ロッシ、馬渕昌子(ヴィオラ)、マリオ・ブルネロ、丸山泰雄(チェロ)による演奏。

15日の演奏会
16日の演奏会

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