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細川俊夫
細川俊夫
Toshio Hosokawa
1955 -
広島に生まれ、ドイツのベルリンとフライブルクで研鑽を積んだ作曲家。近年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ザルツブルク音楽祭、モネ劇場等、世界の名だたる音楽団体から委嘱された新作はいずれも絶賛され、今や現代日本を代表する作曲家として確固たる地位を築いている。「私は音楽を空間、時間への書であると捉え、音楽作品を書き続けてきた」(『私のフルート音楽』)と自身の音楽を説明する細川の作品は、毛筆で書かれた線を思わせるダイナミックかつ繊細な音の動きと、深く張りつめた沈黙が特徴の一つである。オペラ《班女》《松風》は初演以来、欧米各地の主要劇場で上演されている。音源は日フォンテック、独ECM、伊Stradivarius、港Naxosなどから、多数リリース。