ショット・シンク|SCHOTT Sync

György Ligeti
ジェルジ・リゲティ
1923 - 2006

20世紀後半の現代音楽における最大の作曲家。実質的デビュー作、1961年の《アトモスフェール》以降、シーンの第一線として世界の現代音楽界に大きな衝撃を与え続けた。緻密かつ古典的な書法でありながら、型破りなアイディアと聴き手を意識した音選びで、際立った個性を放つ。生前から作品は演奏会のレパートリーとして定着しており、没後も同時代の他の作曲家を圧倒する演奏頻度を誇る。映画における実績もはなばなしく、キューブリック『2001年宇宙の旅』『シャイニング』『アイズ・ワイド・シャット』の重要な場面に用いられたことは特に有名。スコセッシ『シャッターアイランド』などの話題作でも使われている。ハンガリー系ユダヤ人の両親のもと、ルーマニアのトランシルヴァニア地方に生まれ、1956年のハンガリー動乱の際に西側へ亡命。ウィーンで逝去。

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