ショット・シンク|SCHOTT Sync

Krzysztof Penderecki
クシシュトフ・ペンデレツキ
1933 -

現代ポーランドを代表する作曲家、指揮者。初期には前衛的な作風で一世を風靡する。近年はクラシカルな作風が顕著だが、初期の代表作《広島の犠牲者に捧げる哀歌》や、2011年米国同時多発テロをベースにしたピアノ協奏曲《復活》といった作品は、楽器の色彩とドラマティックな音響によって、観念的なコンセプトのモティーフが説得力に満ちた音楽作品へ昇華され、聴き手の感情を強く揺さぶる。映画ではデヴィッド・リンチ『インランド・エンパイア』、アンジェイ・ワイダ『カティンの森』で《デ・ナトゥーラ・ソノリス》《ヴァイオリン協奏曲》を含む多数のペンデレツキ作品が使用されている。2012年にはレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドとの共作アルバムがリリース、《ポリモルフィア》他が収録された。

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