語り手とアンサンブルのための
原作（ドイツ語）： 多和田葉子
編成： fl(pic, afl, bfl), cl(bird whistle) - perc(xyl, vib, steel drum, tam-t, 4bngs, antique cymbales, can & 4 empty bottles, sounds of carpenter) - pno - vn, va, vc
演奏時間： 40分
委嘱： ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン
初演： 2021年12月4日、ルクセンブルク（ルクセンブルク） – サロメ・カンマー、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン
出版社： ショット・ミュージック　演奏用楽譜： レンタル

あらすじ

休暇中に海の近くのホテルに滞在している「私」は、家族が寝静まった夜、人間の言葉を喋る猫に誘われて海辺に出るが、そこで少年たちにいじめられているロボットとテディベアを助ける。すると彼らは人の言葉を喋り始め、自分たちがなぜここにいるのかを語り始め、彼らがやってきた世界へ「私」を誘う。一瞬でどこにでも飛んでいく空飛ぶお魚の背に乗って、「私」はロボットの国、そしてテディベアの森の国に飛んでいく。そこで待ち受けていたものは？