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細川俊夫《循環する海》日本初演およびCD発売

2007年 10月26日付

細川俊夫の《循環する海》が、11月に来日するフランス国立リヨン管弦楽団により日本初演される。指揮は準・メルクル。
 この作品は、ザルツブルク音楽祭の委嘱により作曲され、2005年8月、同音楽祭期間中にワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団により世界初演された。その後も、2006年8月にBBCプロムス音楽祭で大野和士指揮BBCウェールズ交響楽団によってイギリス初演、今年1月にはベルリンでケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団によりドイツ初演され、さらに今月18, 20日には、今回来日する準・メルクルとフランス国立リヨン管弦楽団により、地元リヨンでフランス初演されている。指揮者の準・メルクルは2006年4月に細川俊夫の《月夜の蓮》を北ドイツ放送交響楽団と世界初演しており、細川俊夫も大きな信頼を寄せている。

《循環する海》の演奏予定は以下の通り。

11月3日 ザ・シンフォニーホール(大阪)
11月5日 厚木市文化会館(神奈川)
11月6日 サントリーホール(東京)


今回の来日公演に合わせ、10月24日、ナクソスから《循環する海》を収録したCDが発売された。準・メルクル指揮フランス国立リヨン管弦楽団による演奏。

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music_2.gifNaxos Music Libraryで試聴 → 《循環する海》

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