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ザルツブルク・ビエンナーレで細川俊夫特集

2009年 2月19日付

3月5日から約1ヶ月間ザルツブルクで開催されるザルツブルク・ビエンナーレで、細川俊夫がベアト・フラー、スティーヴ・ライヒ、クラウス・フーバーらと共に特集される。ザルツブルク・ビエンナーレは今年初めて開催される音楽祭で、開催期間を4つのサイクルに分け、各サイクルで1人の現代の作曲家を集中的に紹介するというコンセプトでおこなわれる。細川俊夫は第3サイクル(3月19-22日)で「西洋の前衛と日本の伝統 (Between Western Avant-garde and Japanese Tradition)」というテーマのもと特集される。細川作品を中心に、ウェーベルン、シェルシ、ラッヘンマンらヨーロッパの作曲家、雅楽や声明など日本の伝統音楽、大友良英やMerzbow(秋田昌美)の作品までプログラミングされている。

期間中演奏される細川作品は以下の通り。

3月19日 国際モーツァルテウム財団大ホール
アコーディオン、チェロ、弦楽のための
時の深みへ*
笙と弦楽四重奏のための
ランドスケープV
テオドーロ・アンツェロッティ(アコーディオン) トーマス・デメンガ(チェロ)
オーストリア現代音楽アンサンブル
宮田まゆみ(笙) ディオティマ弦楽四重奏団 
細川俊夫指揮*

3月20日 国際モーツァルテウム財団大ホール
笙とオーケストラのための
雲と光
ヴィオラと弦楽のための
旅VI
宮田まゆみ(笙) ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
ヨハネス・カリツケ指揮

3月21日 国際モーツァルテウム財団大ホール
弦楽四重奏のための
沈黙の花
声、箏、チェロとアンサンブルのための
味真野に -相聞歌より-
ディオティマ弦楽四重奏団
アンナ=マリア・パマー(声) 川村京子(箏) ペーター・シグル(チェロ)
オーストリア現代音楽アンサンブル
細川俊夫指揮

3月22日 ザルツブルク・モーツァルテウム大学
4人の僧侶と5人の雅楽奏者のための
新・観想の種子 ?マンダラ?
アンサンブル遊声


演奏会の詳細(ザルツブルク・ビエンナーレのウェブサイト)
http://www.salzburgbiennale.at/en/toshio-hosokawa-japanische-musik.html