アヴァンティ!サマー・サウンズ・フェスティバルで一柳慧を特集
6月30日から7月4日まで、フィンランドのポルヴォーで行なわれるアヴァンティ!サマー・サウンズ・フェスティバルで日本の現代音楽が特集され、一柳慧の作品が多数演奏されるほか、細川俊夫の弦楽四重奏のための《開花》も取り上げられる。
一柳の作品としては、フルートのための《時の佇いIV》、オルガンのための《幻想曲》などの独奏曲から、ヴァイオリン、ピアノ、打楽器のための《トリオ・インターリンク》、ピアノ五重奏曲《プラーナ》などの室内楽曲、そしてピアノ協奏曲第1番《空間の記憶》まで、さまざまな編成の作品が紹介される予定。一柳は作曲家としてこの音楽祭に参加するだけでなく、いくつかのコンサートではピアニストとして演奏もこなす。一柳自身のピアノによる自作の演奏もこの音楽祭の見所となるだろう。
● アヴァンティ!サマー・サウンズ・フェスティバル
http://www.avantimusic.fi/index.php?id=54
〔弊社取扱い作品の演奏予定〕
7月1日
一柳慧:オルガンのための《幻想曲》
…ヴィッレ・ウルポネン(オルガン)
一柳慧:オーボエのための《雲の経(たて)》
…アヴァンティ室内管弦楽団メンバー
7月2日
一柳慧:フルートのための《時の佇いIV ー武満徹の追憶にー》
…アヴァンティ室内管弦楽団メンバー
一柳慧:ヴァイオリン、ピアノ、打楽器のための《トリオ・インターリンク》
…一柳慧(ピアノ)、アヴァンティ室内管弦楽団メンバー
7月3日
細川俊夫:弦楽四重奏のための《開花》
…アヴァンティ室内管弦楽団メンバー
7月4日
一柳慧:ピアノ五重奏曲《プラーナ》
…アヴァンティ室内管弦楽団メンバー ほか
一柳慧:ピアノ協奏曲第1番《空間の記憶》
…野平一郎(ピアノ)、ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)、アヴァンティ室内管弦楽団