ベルリン高等研究所で東京交響楽団のための支援コンサート
2011年 4月18日付
ドイツのベルリン高等研究所(Wissenschaftskolleg zu Berlin)で4月19日、東日本大震災で本拠地のミューザ川崎シンフォニーホールが大きな被害を受けた東京交響楽団のための支援コンサートがおこなわれる。
2006年から2009年までベルリン高等研究所からフェローとして招聘された細川俊夫が1998年から2007年まで東京交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務め《ハープ協奏曲「回帰」》《海からの風》《空の風景》が同楽団により世界初演されたことや、やはり同研究所のフェローを務めたことのあるヘルムート・ラッヘンマンの《マッチ売りの少女》が2000年に東京交響楽団により日本初演されたことなどが契機となって、今回の支援コンサート開催の運びとなった。
支援コンサートでは、バッハ、細川俊夫、ラッヘンマンらの作品が演奏される。コンサートの収益金の全額が同交響楽団に寄付される。
ベルリン高等研究所のウェブサイト
http://www.wiko-berlin.de/index.php?id=366