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平田オリザ新演出《班女》1月20日から広島で上演

2012年 1月16日付

細川俊夫のオペラ《班女》が、1月20日と22日、広島のアステールプラザ中ホール能舞台において上演されます。配役は、花子が、2009年の日本初演にも参加した半田美和子、実子は藤井美雪、吉雄が小島克正。演奏は川瀬賢太郎指揮の広島交響楽団

現代音楽公演のシリーズ「HIROSHIMA HAPPY NEW EAR」は、これまで音楽監督である細川俊夫の作品を軸に、2007年から昨年10月までの間に10回の公演を重ねていますが、同シリーズにとって初めてのオペラ上演となる今回は、細川作品の中でも、ヨーロッパを中心に特に人気の高い《班女》を取り上げます。演出は、日本を代表する劇作家であり、今回が初のオペラ演出でもある平田オリザ。細川と平田という、それぞれの分野を代表する2人の才能の、意外ともいえる組み合わせが、どのような舞台をつくり上げるのか、見逃せません。

上演に先立って18日(水)19時からは、細川と平田による「オペラ『班女』プレ・トーク」がアステールプラザ多目的スタジオで行われます。司会は広島市立大学准教授の柿木伸之。入場無料。

公演詳細
HIROSHIMA HAPPY NEW EAR OPERA I オペラ『班女』
→チケットの情報はこちらです。

作品情報
・《班女》(日本語英語
作曲者によるオペラ《班女》解説(2009年日本初演時の文章)

これまでの《班女》上演ニュース(掲載が新しい順に)
ビエイト新演出、細川俊夫《班女》がドイツで上演(2011.9)
細川俊夫《班女》 モネ劇場で再演(2011.3)
細川俊夫 オペラ《班女》日本初演 (2009.7)
細川俊夫《班女》3月にフランス国立リヨン歌劇場で上演(2008.1)
細川俊夫オペラ《班女》ドイツで再演 (2007.4)