沢田穣治とNO NUKES JAZZ ORCHESTRA 武満徹《三月のうた》を収録
2012年 6月27日付
『武満徹:SONGS』に収められた《三月のうた》が、沢田穣治の呼びかけにより集まったミュージシャン達によるアルバム「NO NUKES JAZZ ORCHESTRA」(ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ)の一曲としてカヴァー収録されます。
昨年7月リリースのアルバム『ショーロクラブ with ヴォーカリスタス:武満徹ソングブック』において、武満徹『SONGS』から《三月のうた》を含む12曲をカヴァーした沢田。今回は、全く新しいアレンジで再録です。ソングブックではオリジナルの日本語歌詞を歌ったおおたか静流が、今回は《In the Month of March》として『SONGS』掲載の英語歌詞を熱唱。馬場孝喜のギターと越川歩ストリングス・クアルテットの弦楽四重奏がおおたかの歌に深みを与えています。
『武満徹ソングブック』と同じく、レコーディング&ミックス・エンジニアは鎌田岳彦(foxyroom)、マスタリング・エンジニアはオノ・セイゲン(サイデラ・マスタリング)。
CDは7月11日からタワーレコードで先行発売(特典ステッカーつき)されます。SONG X SHOP、アマゾンその他店舗での取り扱いは8月11日から。また、データ販売はOTOTOYで7月11日からです。
ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ
NO NUKES JAZZ ORCHESTRA
SONG X 009(POS/JAN:4571381530098)
2011.3.11- 巨大地震によって引き起こされた未曾有の事故から1年半。ジャズはいま、何を語り、何を訴え、何を歌うことができるのか。
鬼才コンポーザー/ アレンジャー/ ベーシスト沢田穣治がコンダクターをつとめる「NO NUKES JAZZ ORCHESTRA」(ノー・ヌークス・ジャズ・オーケストラ)。沢田の呼びかけにより、旧知でもあるリズム隊に芳垣安洋、岡部洋一、ピアノに南博。また沢田のサウンドには必須の弦楽ストリングス・クアルテットと、あらたに管楽器隊としてサキソフォビア、自身も在籍するショーロクラブ、深い共演歴のあるヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、そしてヴォーカルには、おおたか静流とアン・サリー、フランスからはエリック・レニーニ、ノエル・アクショテが参加。当代きっての辣腕を迎え、ときにグロテスクに、ときに美しく綴るポスト・フクシマの音風景。ジャズに託された絶望と希望のマニフェスト。ソングエクス・ジャズ プレス・リリースより
Youtube | NO NUKES JAZZ ORCHESTRA
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