『ペトルーシュカ・プロジェクト』7月15日に公式サイトとYoutubeチャンネルがオープン
7月14日とお伝えしていました下記の『ペトルーシュカ・プロジェクト』公式サイトとYoutubeチャンネル開設日は、7月15日に変更となりました。(2012年7月4日付)
ショット・ミュージックでは現在、『ペトルーシュカ・プロジェクト』を、ドイツ・マインツの本社を中心に進めています。これは世界中の音楽ファンに向けて、出版社であるショット・ミュージックが、作曲家への新作委嘱とその演奏会のプロデュース、さらに楽譜、音源、動画のネット公開までを行うものです。
このプロジェクトのために、国際的に活躍する73人の作曲家が「舞踊・ダンス」をテーマとするピアノ独奏曲を作曲。世界中から集められたこれらの新作は、既に6月からロンドン、北京、ニューヨークで初演されました。そしてマインツで一連のコンサート・シリーズ最後の演奏会が行われた後、7月14日15日に、プロジェクト公式サイト(現在準備中)と、Youtubeの『ペトルーシュカ・チャンネル』が公開され、録音と録画の視聴が可能になります。
また、これら73のピアノ独奏曲の楽譜は、すべてショット・ミュージックから従来の印刷された楽譜だけでなく、オンライン楽譜販売サイト『Notafina』からダウンロード・データとしてもご購入いただけるようになります。
委嘱を受けた作曲家には、ディーター・シュネーベル Dieter Schnebel、ファジル・サイ Fazil Say、トビアス・ピッカー Tobias Picker、ジョセフ・シュヴァントナー Joseph Schwantner、ジョン・カスケン John Casken、ペーテル・エトヴェシュ Peter Eotvos、ケネス・ヘスケス Kenneth Hesketh、オリ・ムストネン Olli Mustonen、クリスティアン・ヨスト Christian Jost、ロディオン・シチェドリン Rodion Shchedrin、ヴァレンティン・シルヴェストロフ Valentin Silvestrov、イェルク・ヴィトマン Jorg Widmannなどが名を連ねており、日本からは湯浅譲二、一柳慧、細川俊夫、権代敦彦がそれぞれ作品を提供しました。
公式サイトを始めとするプロジェクトの続報は当ショット・ミュージック東京のウェブサイト、Twitter、Facebookでもいち早くお知らせしていきます。