サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ 〈細川俊夫セレクション〉
写真:©イシカワカズ
「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」監修者に、2013年から細川俊夫が就任します。これは、委嘱者であるサントリーホールの開館から現在まで続いているシリーズで、その年のテーマ作曲家へ委嘱した新作初演を柱とした演奏会が行われています。テーマ作曲家を選ぶ監修者は、1986年から97年までは武満徹、1998年から湯浅譲二と、いずれも日本を代表する作曲家がそれぞれ務めています。
今年の演奏会は「再演特集〈細川俊夫セレクション〉」と題し、これまでの委嘱作品の中から、細川俊夫が選んだ3つの作品、クセナキス《ホロス》、シャリーノ《シャドウ・オブ・サウンド》、ラッヘンマン《書》が、秋山和慶の指揮、東京交響楽団の演奏で再演されます。いずれも世界初演以来、それぞれの作曲家の代表作の一つとして世界各国で演奏されて続けてきたものです。
細川俊夫によるコメント「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズの選曲」も、ぜひご覧下さい。
サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2012
サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ
再演特集〈細川俊夫セレクション〉
8月27日(月)19:00開演 サントリーホール 大ホール
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/sponsor/2012/120827.html
- ヤニス・クセナキス:《ホロス》(1986年10月24日初演)
- サルヴァトーレ・シャリーノ:《シャドウ・オブ・サウンド》(2005年8月27日初演)
- ヘルムート・ラッヘンマン:《書》(2003年12月4日初演/2004年改訂)
秋山和慶(指揮)
東京交響楽団
+++ サントリー芸術財団 サマーフェスティバル 2012<MUSIC TODAY 21>開催
http://www.suntory.co.jp/news/2012/11385.html
+++ WEBぶらあぼ:サントリーホールの国際作曲委嘱シリーズ新監修者に細川俊夫
http://www.mde.co.jp/topics/110907_11892.html