権代敦彦《Vice Versa ―逆も真なり―》 オーケストラ・アンサンブル金沢が世界初演
2015年 7月 6日付
photo: Schott Music Co. Ltd., Tokyo
権代敦彦の最新作、オーケストラのための《Vice Versa ―逆も真なり―》の世界初演が、7月18日に石川県立音楽堂コンサートホールで行われます。
《Vice Versa》(2015)はオーケストラ・アンサンブル金沢の委嘱を受けて作曲された、2楽章からなる作品。演奏は、井上道義(指揮)とオーケストラ・アンサンブル金沢。井上は、この3月にも権代の《Time No Longer ―もはや時がない―》世界初演(演奏:芸劇ウインド・オーケストラ)を指揮しています。
作品について、作曲者は次のように述べています:「二つの楽章からなる。これらの楽章間の対立に始まり、考えられるあらゆるパラメーターに於いて二項対立を仕掛け、時に高所から下を見下ろし、また低い所から上を見上げ、楽器同士の衝突と対話を経て、対立の世界から抱擁と融合へと向かう…最初は対立的に見えたものも裏から見れば同じように見えるのかも知れない。」
権代敦彦
Vice Versa ―逆も真なり―
オーケストラのための
世界初演
2015年7月18日(土)14:00|石川県立音楽堂コンサートホール
井上道義(指揮)
オーケストラ・アンサンブル金沢
http://www.orchestra-ensemble-kanazawa.jp/concert.html