
photo © Schott Music Co. Ltd., Tokyo
2026年2月20日、作曲家、武満徹の没後30年を迎えた。
30年という年月は短くも長くもあり、武満の音楽をよく知る往年のファンや、彼と共に活動した人が健在である一方、彼の没後、新たにその音楽に触れ、魅力を知ることとなった人もまた少なくない。
そして世界に目を向ければ、いまや武満の音楽を知り、愛する人があまねく存在していることは、各地の音楽シーンに登場する武満作品の数々に示されるとおりである。
没後30年を迎え、世代も場所も越えて演奏されていくことで、彼の音楽のもつ新たな魅力が発見され、さらに長く愛されることを願う。
年頭から(あるいは昨年から今年に向けて準備されてきたものも含め)、すでにいくつかの記事や演奏会の告知が発表されている。
ここでは、没後30年の特集として、こうした記事や演奏会を紹介しながら、武満の音楽の現在を改めて見つめてみたい。
- 特集記事・メディア情報
- [Web記事]沼野雄司「武満徹 超入門 【没後30年特集】」(『ぶらあぼ』より)
- [書籍]原塁 著『演奏家からみた武満徹ー揺れる鏡にうつるもの』(音楽之友社、2026年2月)
- [Web記事]連載「演奏家から見た武満徹」(Webマガジン「ONTOMO」より)
第1回:ギタリスト福田進一「武満徹には奏者を介して出てきたものを受け入れる自在さがあった」 - [配信]ワーナー・クラシックス
Takemitsu: Distant Echoes / 武満徹:ディスタント・エコーズ(2026年2月20日)
演奏会(国内)
武満徹《系図 ― 若い人たちのための音楽詩》語りとオーケストラのための
2026年2月20日(金)18:45
2026年2月21日(土)16:00
愛知県芸術劇場(愛知)
https://www.nagoya-phil.or.jp/2025/030517103930227.html
2026年2月24日(火)19:00 サントリーホール(東京)
https://www.nagoya-phil.or.jp/2025/012918055529936.html
五藤希愛(語り) 大田智美(アコーディオン) 川瀬賢太郎(指揮) 名古屋フィルハーモニー交響楽団
武満徹《エキノクス》ギターのための
武満徹《ギターのための12の歌》より
武満徹《すべては薄明のなかで ― ギターのための4つの小品》
武満徹《森のなかで ― ギターのための3つの小品》
2026年2月21日(土)14:15 一般社団法人ギター国際文化会館 ギター文化館(茨城)
荘村清志(ギター)
https://guitar-bunkakan.com/info/2-21kiyosi-shomura/
演奏会(海外)
武満徹《雨ぞふる》室内オーケストラのための
武満徹《雨の呪文》フルート、クラリネット、ハープ、ピアノ、ヴァイブラフォンのための
武満徹《エア》フルートのための
武満徹《そして、それが風であることを知った》フルート、ヴィオラ、ハープのための
2026年2月28日(土)19:00 サウスバンク・センター(ロンドン, イギリス)
ロンドン・シンフォニエッタ
https://www.southbankcentre.co.uk/whats-on/toru-takemitsu-between-sound-and-silence/