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ブレット・ディーンが2009年グロマイヤー作曲賞受賞

2008年 12月 4日付

ブージー・アンド・ホークスの作曲家ブレット・ディーンの《ザ・ロスト・アート・オブ・レター・ライティング》が2009年のグロマイヤー作曲賞に選ばれた。この作品は、2007年にドイツで、フランク・ペーター・ツィンマーマンのヴァイオリン、ブレット・ディーン指揮ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団により初演された。
 グロマイヤー作曲賞は世界で最も権威ある作曲賞のひとつといわれ、1984年にアメリカ、ケンタッキー州にあるルイヴィル大学に創設された。オーケストラ、指揮者、出版社、批評家といった専門家から推薦された150-200作品の中から受賞作品が決められる。高額の賞金(200,000ドル)でも知られる。日本人としては唯一武満徹が1994年に《ファンタズマ・カントス》でこの賞を受賞している。
 
当社が日本国内で著作権およびレンタル楽譜を管理する歴代のグロマイヤー作曲賞受賞作品は以下の通り。

1986年 ジェルジ・リゲティ《ピアノのための練習曲》(Schott)
1987年 ハリソン・バートウィスル《オルフェウスのマスク》(UE)
1992年 クシシトフ・ペンデレツキ《大オーケストラのためのアダージョ》(Schott)
1994年 武満徹《ファンタズマ・カントス》(Schott)
1995年 ジョン・アダムズ《ヴァイオリン協奏曲》(B&H)
1996年 イワン・チェレプニン《二重協奏曲》(Belaieff)
2001年 ピエール・ブーレーズ《シュル・アンシーズ》(UE)
2004年 ウンスク・チン《ヴァイオリン協奏曲》(B&H)
2005年 ジョージ・トンタキス《ヴァイオリン協奏曲第2番》(Presser)
2007年 セバスチャン・クーリエ《スタティック》(Carl Fischer)
2009年 ブレット・ディーン《ザ・ロスト・アート・オブ・レター・ライティング》(B&H)

ブージー・アンド・ホークスのプレス・リリース

《ザ・ロスト・アート・オブ・レター・ライティング》を試聴する

グロマイヤー作曲賞の詳細