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細川俊夫《祈雨》6人の打楽器奏者のための ストラスブール・パーカッション・グループが初演

2018年 10月 1日付

© Kaz ishikawa


数々の新作委嘱を通じて、現代の打楽器作品レパートリーの普及に大きく寄与してきたストラスブール・パーカッション・グループが、11月1日にケルンで、日本人作曲家による作品を特集する演奏会を開く。細川俊夫の新作《祈雨(きう)》の世界初演のほか、武満徹《雨の樹》、岸野末利加散華》などが演奏される。

細川俊夫作曲、6人の打楽器奏者のための《祈雨 Regentanz》(2018)は、ストラスブール・パーカッション・グループがエルンスト・フォン・ジーメンス音楽財団の助成を得て委嘱した作品。細川のカタログのなかでは、《線 VI》(1993)、《風の姿》(1996)以来およそ20年ぶりの打楽器のみの作品となる。

同じく6人の打楽器奏者のための、岸野末利加《散華平義久師への追憶》は、フランス文化省の委嘱によって2016年に作曲され、同年12月、イタリアのヴィチェンツァ市コムナーレ劇場で、ストラスブール・パーカッション・グループによって初演された。この作品のなかでは、岸野の作曲の師であった平義久が同グループのために作曲した《Hiérophonie V》(1974)への音楽的な参照がみられる。今年9月15日に、上野信一&フォニックス・レフレクションが東京で日本初演を行った。

武満作曲、3人の打楽器奏者のための《雨の樹》(1981)は、2台のマリンバ、ヴィブラフォン、クロテイルによって演奏される。81年に吉原すみれ、山口恭範、菅原淳の3名によって初演され、いまや武満の代表的な打楽器アンサンブル作品となっている。ストラスブール・パーカッション・グループは今年5月にも、テルアビブでこの作品を演奏した。


細川俊夫
祈雨
6人の打楽器奏者のための
Toshio Hosokawa: Regentanz for six percussionists

世界初演
2018年11月1日[木]20時 WDR Funkhaus Wallrafplatz(ケルン)
ストラスブール・パーカッション・グループ
https://www1.wdr.de/radio/wdr3/veranstaltungen/musik-der-zeit-356.html