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細川俊夫《旅VIII》
5月27日にケルンで世界初演

2006年 5月 8日付

細川俊夫の新作、テューバとアンサンブルのための《旅VIII》が5月27日、ケルンのフンクハウス・ヴァルラーフプラッツで、メルヴィン・プーアのテューバ、ペーター・ルンデル指揮ムジークファブリークによって世界初演される。ムジークファブリークとノルトライン=ヴェストファーレン州芸術文化財団による委嘱。
 「旅」は細川が1997年から継続的に作曲をしている独奏楽器とアンサンブルのためのシリーズ。これまでにヴァイオリン、バスーン、トロンボーン、アコーディオン、フルート、ヴィオラ、トランペットなど多様な楽器を独奏楽器として七つの「旅」が生み出され、パスカル・ガロワ、シュテファン・フッソング、今井信子といったプレーヤーをソリストとして初演されてきた。8作目となる《旅VIII》では独奏楽器としてほとんど使われることのないテューバが用いられている点にも注目が集まっている。

ムジークファブリークのウェブサイト:
http://www.musikfabriknrw.de/english/index.htm