カナダのピアニスト、グレン・グールド(1932-1982)が今年の9月25日に生誕75年、10月4日に没後25年を迎えます。天才的なピアニストとして今なお多くのファンをひきつけてやまないグールドですが、ごく若い時期から作曲にも取り組んでおり、終生作曲という行為に対して並々ならぬ関心を抱いていました。しかし、実際に残された作品はごくわずかで、その多くがショット・ミュージックから出版されています。
　グールド年の記念イベントとして、10月11日、11月29日にはカナダ大使館の主催で、グールドに関する講演、日本初公開ドキュメンタリーやDVDの上映が予定されています。会場は両日ともカナダ大使館。

イベントの詳細（カナダ大使館ウェブサイト）：http://www.canadanet.or.jp/p_c/gould2007_event.shtml

■ショット・ミュージック（独）から出版されているグールドの楽譜

グールド：ピアノ小品集
グールド：ピアノ・ソナタ
ワーグナー／グールド：「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より前奏曲
ワーグナー／グールド：「神々の黄昏」よりジークフリートのラインの旅
ワーグナー／グールド：ジークフリート牧歌
グールド：ファゴット・ソナタ
グールド：弦楽四重奏曲　
グールド：リーバーソン・マドリガル

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