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注目の演奏会が目白押し 「サマーフェスティバル2009」(サントリー音楽財団主催)

2009年 7月24日付

現代音楽の祭典「サマーフェスティバル2009」(サントリー音楽財団主催)が8月21日から31日までサントリーホールを舞台に開催される。今年のフェスティバルでは、細川俊夫のオペラ《班女》の日本初演、ソウル出身ベルリン在住の作曲家ウンスク・チンの特集、3群のオーケストラ、3人の指揮者を要するシュトックハウゼン《グルッペン》の35年ぶりの再演など、財団創設40周年を記念するにふさわしい注目の演奏会がずらりと揃った。


「サマーフェスティバル2009」で演奏される当社管理楽曲

■第39回サントリー音楽賞受賞記念公演(8月21, 23, 26日、小ホール)
細川俊夫 
オペラ《班女》*
ルカ・ヴェジェッティ(演出・衣裳)
半田美和子(ソプラノ) フレドリカ・ブリレンブルク(メゾソプラノ) 小森輝彦(バリトン) 
東京シンフォニエッタ 
ヨハネス・デビュス指揮

■テーマ作曲家〈ウンスク・チン〉
-室内楽(8月24日、小ホール)
ウンスク・チン
打楽器とテープのための《アレグロ・マ・ノン・トロッポ》*
《ピアノ・エチュード》より第1番第5番第6番
ソプラノとアンサンブルのための《綜錯としがらみ》*
ソプラノとアンサンブルのための《折句-言葉の遊戯》*
ピアノ、打楽器とアンサンブルのための《二重協奏曲》*
吉原すみれ、加藤訓子(打楽器) 中川賢一(ピアノ) 森川栄子、吉川真澄(ソプラノ)
アンサンブル・ノマド
杉山洋一指揮

-管弦楽(8月28日、大ホール)
ウンスク・チン
中国笙とオーケストラのための協奏曲**
大オーケストラのための《ロカナ》*
ジェルジ・リゲティ
《サンフランシスコ・ポリフォニー》
アントン・ウェーベルン
オーケストラのための《5つの小品》 作品10
ウー・ウェイ(中国笙)
東京交響楽団
秋山和慶指揮

■音楽の現在(8月25日、大ホール)
ルーク・ベッドフォード
オーケストラのための《花輪》*
ペーテル・エトヴェシュ
2台ピアノとオーケストラのための《協奏曲》*
瀬尾久仁、加藤真一郎(ピアノ)
東京都交響楽団
沼尻竜典指揮

■特別演奏会(8月31日、大ホール)
ジェルジ・リゲティ
12人の女声とオーケストラのための《時計と雲》*
カールハインツ・シュトックハウゼン
3群のオーケストラのための《グルッペン》
東京混声合唱団
NHK交響楽団
スザンナ・マルッキ、パブロ・ヘラス=カサド、クレメント・パワー指揮

*日本初演
**世界初演
会場はいずれもサントリーホール(東京)


サマーフェスティバルの詳細(サントリー音楽財団のウェブサイト)
http://www.suntory.co.jp/culture/smf/summer/index.html