権代敦彦《マトリックス》世界初演 ― 篠﨑史子 ハープの個展 XII
2012年 10月 4日付
Atsuhiko Gondai ©Schott Music Co. Ltd.
権代敦彦の最新作、ハープと弦楽オーケストラ、2本のホルンのための《マトリックス》が、「篠﨑史子 ハープの個展 XII」において、篠﨑史子のハープ、作曲家本人の指揮により、10月22日に東京オペラシティで世界初演されます。
篠﨑は「ハープの個展」シリーズを通して数多くの新作委嘱を続けていますが、シリーズ40周年記念のコンサートとなる今回も、プログラムは4曲中3曲がこの日のための委嘱初演作品という意欲的なもので、権代の新作もそのひとつとして演奏されます。
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権代敦彦
マトリックス
ハープと弦楽オーケストラ、2本のホルンのための
委嘱:篠﨑史子
演奏時間:23分
弦楽オーケストラ:6, 6, 5, 4, 4
“贅肉と装飾をすべて取り去り、骨組みだけが示された音の基盤。その「マトリックス」上に置かれたハープ(母体)から生み出される、冷たい音の連辞。この母体の産む力、即ち「マトリックス」は、音楽の極北を目指して、決して弛むことがない。”
権代敦彦
篠﨑史子 ハープの個展 XII(ハープの個展シリーズ40周年記念)
2012年10月22日(月)19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
http://www.operacity.jp/concert/calendar/#/list/all/2012/10/e/1507
篠﨑史子(ハープ)
権代敦彦(指揮)
特別編成オーケストラ(コンサートマスター:大谷康子)