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細川俊夫《ヴェネツィアの歌う庭》日本初演

2014年 6月 2日付

Toshio Hosokawa, photo by Kaz Ishikawa

細川俊夫作曲《ヴェネツィアの歌う庭》の日本初演が、7月3日に東京の津田ホールで行われます。演奏は、イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)と、鈴木優人(指揮/チェンバロ)率いる、アンサンブル・ジェネシス。

バロック・オーケストラのための《ヴェネツィアの歌う庭Singing Garden in Venice》は、ベルリンのアートスペース「ラディアルシステム V」の委嘱により作曲され、2011年9月ベルリンで、シュヴァルツァーとベルリン古楽アカデミーにより世界初演が行われました。以降、この初演のメンバーによってこれまで、ハイデルベルク、ブリュッセル、ハノーファーにおいて再演が重ねられてきています。

この作品で細川は、アントニオ・ヴィヴァルディ作曲による4つの協奏曲(《リコーダー協奏曲集 作品10》より第2番ト短調 RV.439/104、第3番ニ長調 RV.428、第1番ヘ長調 RV.433/98/《室内協奏曲 ト長調》RV.101)と交互に演奏されるための5つの小品(《前奏曲》、3つの《間奏曲》、《後奏曲》 )を作曲しました。古楽と現代作品の両方をレパートリーにもつ演奏家たちによって、18世紀と21世紀の音楽とがそれぞれに新鮮に響きあう音楽の場が創り出されるでしょう。


細川俊夫
ヴェネツィアの歌う庭
日本初演

2014年7月3日(木)19:00 津田ホール(東京)
http://www.okamura-co.com/ja/events/Jeremias_Schwarzer_Project/

イェレミアス・シュヴァルツァー(企画/リコーダー)
鈴木優人(指揮/チェンバロ)
アンサンブル・ジェネシス