細川俊夫の五重奏&独奏作品集 WERGOからリリース
ドイツ・レコード批評家賞 2014年第4期
最優秀現代音楽作品
http://www.schallplattenkritik.de/news/693-bestenliste-4-2014
(2014年12月10日追記)
細川俊夫作曲による五重奏作品と独奏作品を集めたアルバムが、ドイツのWERGOレーベルから新たにリリースされました。
今作『細川俊夫 クインテット&ソロ』(Toshio Hosokawa Quintets & Solos)[WER 67692]では、同じくWERGOから『細川俊夫:沈黙の花 ― 弦楽四重奏作品集』[WER 67612]を昨年にリリースしたアルディッティ弦楽四重奏団に加えて、細川作品には欠かせないコラボレーターである、宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、鈴木俊哉(リコーダー)が、五重奏作品にそれぞれ参加しています。独奏作品はアルディッティ弦楽四重奏団メンバーによる演奏。類いまれな演奏技術と深い表現力によって、細川作品の魅力を存分に伝えるアルバムです。
収録曲は、リコーダー(オリジナル版ではアルト・フルート)と弦楽四重奏による《断章 II》(1989)、ハープと弦楽四重奏のための《ランドスケープ II》(1992)、笙と弦楽四重奏のための《ランドスケープ V》(1993)の、3つの五重奏作品と、独奏のための近作であるヴァイオリンのための《悲歌》(2007/2008)、今回が世界初録音となるヴィオラための《哀歌》(2011)、チェロのための《小さな歌》(2012)の6曲。
細川俊夫 クインテット&ソロ
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アルディッティ弦楽四重奏団
宮田まゆみ(笙)、吉野直子(ハープ)、鈴木俊哉(リコーダー)
録音:[1, 2, 4, 6]2013年9月16 ? 17日、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデン=バーデン)|[3, 5]2012年9月24日、津田ホール(東京)