新刊楽譜:菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール《嵐が丘》6月20日先行発売
ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔(きくちなるよし)作曲、『菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール』演奏による屈指の名曲《嵐が丘》(Wuthering Heights)が、楽譜となってショット・ミュージックから登場です。同アンサンブルの結成10周年となる2015年、待ち望まれていた菊地成孔作品の楽譜初出版となります。
6月20日と21日、東京の品川インターシティホールで行われる、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール結成10周年記念公演『歴史は夜作られる』会場にて、先行発売が行われます。
TVアニメ『LUPIN the Third −峰不二子という女−』(日本テレビ/2012)では、この《嵐が丘》からリメイクされた《新・嵐が丘》がオープニングテーマ曲として採用され、その先鋭的な表現がアニメファンや音楽ファンの間で大きな反響を呼んだことも記憶に新しいでしょう。
今回の出版は、アルバム『ニューヨーク・ヘルソニック・バレエ』(2009)収録音源に基づく徹底的な採譜によって細部まで記譜されたフルスコアとパート譜のセット。バンドネオン、ハープ、ヴォーカル、ピアノ、パーカッション×4、弦楽四重奏、ベース、の13人編成。コードネームは勿論、パーカッションやスキャットを含む全てのパートが実音で記譜され、演奏と楽曲分析のいずれの需要も充分に満たす楽譜となっています。
《嵐が丘》 フルスコア(28ページ) 監修:菊地成孔 菊倍判(227×303 mm) |
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