新刊楽譜:久石譲《Single Track Music 1》 4本のサクソフォンと打楽器のための 10月1日発売
2016年12月15日追記:パート譜のお取り扱いを開始しました。
久石譲の新刊楽譜、4本のサクソフォンと打楽器のための《Single Track Music 1》が、10月1日に発売となりました。
《Single Track Music 1》(2014/2015)は、浜松市の吹奏楽イベント「バンド維新」の委嘱によって作曲された同名の吹奏楽曲(2015年2月22日にアクトシティ浜松で初演)を、作曲者自身がサクソフォン四重奏と打楽器のアンサンブル版として書き直したもの。演奏時間は約6分。
曲は、単音から24音まで増殖する単旋律がユニゾンで演奏され、その中のある音が高音や低音に置き換わることによって別のフレーズが浮かび上がるという、シンプルな構造によって作られています。あくまでもモノフォニックなアプローチによって、ミニマル・ミュージック特有のズレや変化の発生を試みた作品であり、鉄道の“単線”を意味する「Single Track」という題名もそれに由来しています。
初演は2015年9月24日、よみうり大手町ホールで催された久石譲プレゼンツ「ミュージック・フューチャー Vol.2」において、林田和之(S.Sax)・田村真寛(A.Sax)・浅見祐衣(T.Sax)・荻島良太(B.Sax)・和田光世(Perc.)の演奏によって行われました。久石譲のCD『ミニマリズム 2』(ユニバーサル・シグマ UMCK-1518)に、この作品の音源が収録されています。
久石譲 フルスコア |
|
久石譲 パート譜 パート譜はオンデマンド印刷商品のため、お支払いから発送までに1〜2週間程度のお時間をいただいております。予めご了承ください。 |