鈴木優人氏との出版契約を開始 《モーツァルティアーナ》新刊
2016年 2月29日付
© Marco Borggreve
ショット・ミュージックはこのたび、作曲家・鍵盤奏者・指揮者の鈴木優人(すずき・まさと)氏と、その作品の著作権管理・出版等に関する契約を新たに開始し、最初の契約作品として同氏作曲による、ホルンとピアノのための《モーツァルティアーナ》を出版することをお知らせします。
ホルンとピアノのための《モーツァルティアーナ ―モーツァルトの主題によるしりとり変奏曲―》(2015)は、ホルン奏者・福川伸陽の委嘱により作曲され、2015年12月15日・東京で、福川と三浦友理枝(ピアノ)によって初演が行われました。曲はモーツァルト《ホルン協奏曲第1番 KV.412》の主題に始まり、Mozart → Tchaikovsky → Ysaÿe → Elgar → Rachmaninoff → Fauré → Eötvös…という具合に古今の作曲家名で「しりとり」を行いつつ、パロディを交えて変奏が展開します。演奏時間は約11分。
楽譜は3月3日発売。前日の3月2日、この作品の再演が行われる「福川伸陽ホルンリサイタル」(銀座ヤマハホール)会場でも楽譜の先行販売が予定されています。
鈴木優人 Masato Suzuki SJ 1208 |