新刊楽譜 鈴木優人《アポカリプシス ii》ヴォーカル・アンサンブルのための
2017年 6月 2日付
© Marco Borggreve
鈴木優人作曲、ヴォーカル・アンサンブルのための《アポカリプシス ii》の演奏用楽譜が、ショット・ミュージックの新刊として発売された。
《アポカリプシス ii Apokalypsis ii》は、声楽アンサンブル「セッテ・ヴォーチ」とヴァイマル・クラシック財団の共同委嘱により、8人の無伴奏混声アンサンブル(SATB各2人)のために作曲され、2006年11月24日にドイツのヴァイマルで行われた「メロス・ロゴス 5」において、ペーター・コーイ指揮セッテ・ヴォーチによって初演が行われた。
ラテン語訳聖書(ヴルガータ)より、『ヨハネの黙示録』6章1〜17節と8章1節がテクストとして用いられ、子羊が7つの封印を開く場面が歌われる。曲は、第1から第4の封印と、第5から第7の封印とで、大きく2つの部分に分けられているが、全編を通して演奏されることが想定されている。演奏時間14分。
鈴木優人 Masato Suzuki: Apokalypsis ii for vocal ensemble SATB各2人・ラテン語 合唱譜 |