2022年9月20日に行われた名古屋フィルハーモニー交響楽団の2023.4-2024.3シーズンラインナップ発表のための記者会見において、作曲家の小出稚子が同団第4代コンポーザー・イン・レジデンスに就任することが発表された。

小出稚子の任期は2023年4月から2026年3月までの3シーズンに渡る。管弦楽作品の新作委嘱を受け、委嘱作品は定期演奏会をはじめ、〈こども名曲コンサート〉など、同団主催公演にて初演される。

来月にはBBC Radio 3の委嘱によるオーケストラのための《揺籠と糸引き雨》がBBC Proms Japanで世界初演される予定など、近年、国内外からの作品委嘱も多く、また、国内外で活躍するプロフェッショナルな音楽家と振付家が協力し、子供のために世界最高水準の先進的パフォーマンスを提供するグループ「どうぶつおんがくたい」のメンバーとして活動するなど、小出の多方面での活躍が目覚ましい。名古屋フィルハーモニー交響楽団との新しいシーズンに向けて、小出がどのような世界を開いていくか、今後に期待が高まる。

［関連リンク］
名古屋フィルハーモニー交響楽団
【就任発表】第4代コンポーザー・イン・レジデンス
https://www.nagoya-phil.or.jp/news/news_2022_09_20_175853

2023.4-2024.3シーズン・プログラム
https://www.nagoya-phil.or.jp/news/news_2022_09_20_180048