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ファジル・サイ 来日公演 & ソロ・アルバム『SAY PLAYS SAY』発売

2014年 9月26日付

photo by Marco Borggreve

ピアニスト、作曲家として世界的に活躍を続けるトルコの鬼才ファジル・サイの、最新ピアノ・ソロ・アルバム『SAY PLAYS SAY』が、フランスのレーベル「Naïve」からリリースされました(国内盤『ピアノ・ソロ』avex-CLASSICS)。

再録音された代表曲《ブラック・アース》や《トルコ行進曲ジャズ》をはじめ、《新たなギュルニハル》《ナスレッディン・ホジャの4つの舞曲》《ファンタジー・ピース》、今回初録音された《ニーチェとワーグナー》など、サイ作曲によるピアノ作品を集成し、そのピアニストとしての超人的なテクニックは勿論のこと、作曲家としての魅力も存分に発揮されたアルバムです。叙情的なバラード、トルコ古典音楽の旋法やリズムから作られた作品、コンテンポラリー・ジャズ・スタイルの作品など、全19トラック。

10月には、東京、大阪、京都、福岡、愛知でサイの来日公演が行われます。11日には飯森範親指揮東京交響楽団と、13日には金聖響指揮大阪フィルハーモニー交響楽団と、それぞれモーツァルト作曲《ピアノ協奏曲第21番ハ長調》を共演するほか、13日と14日にそれぞれ豊田と福岡でピアノ・リサイタルを開き、自作やクラシック作品を披露。16日と17日にはそれぞれ福岡と大阪で、須川展也(サクソフォン)とのデュオ・コンサートを行い、今回が世界初演となるサックスとピアノのための新作や、ベートーヴェン、フランクのソナタなどを演奏します。

特に注目のプログラムは、11日の東京公演で行われる大オーケストラとトルコの楽器のための《交響曲第1番「イスタンブール・シンフォニー」》(2010)日本初演でしょう。演奏は、昨年ドイツ各地でこの作品を指揮した飯森と東京交響楽団。カーヌーン、ネイ、ダラブッカといったトルコの民族楽器のソリストに、イスタンブール交響楽団のメンバーを迎ての公演となります。


ファジル・サイ
『SAY PLAYS SAY』

[Naïve]

国内盤『ピアノ・ソロ』
[avex CLASSICS]
9月24日発売


収録曲:
1. セス
2. クムル
3. ブラック・アース
4. ナズム
5. セヴェンレレ・ダイル
6. ボドルム
7. パガニーニ・ジャズ
8. トルコ行進曲"ジャズ"
9. 新たなギュルニハル
10-13. ナスレッディン・ホジャの4つの舞曲
14-17. ファンタジー・ピース
18-19. ニーチェとワーグナー


ファジル・サイ来日公演
10月11日|東京オペラシティ
10月13日|豊田市コンサートホール
10月14日|アクロス福岡
10月16日|東京オペラシティ
10月17日|いずみホール
10月18日|京都コンサートホール

◉ファジル・サイの輸入楽譜

お取寄せ、お問い合わせはショット・ミュージックまで
sales@schottjapan.com/03-6695-2450

『SAY PLAYS SAY』収録曲の楽譜

その他

  • ヴァイオリン・ソナタ[取扱中
  • サマータイム・ヴァリエーション[取扱中
  • パッサカリア[取扱中