岸田繁《京わらべ歌による変奏曲》 レンタル取扱い開始
岸田繁《京わらべ歌による変奏曲》の演奏用楽譜レンタルが開始されました。
《京わらべ歌による変奏曲》(2019)は、京都で開催された「時の響」2019 第2部「古都京都の文化財世界遺産登録25周年」京都今昔物語のために、「京都音楽遺産×京都文化遺産」をテーマに作曲された。2019年10月20日、京都コンサートホールにて、栗山千明の朗読、広上淳一の指揮、京都市交響楽団の演奏で初演が行われた。
京都で誕生した『徒然草』において、哲学的な要素が語られる部分をテキストとする朗読と、京都で歌い継がれてきた「京わらべ歌」をモチーフにした音楽が組み合わされた作品。序曲から終曲まで全12曲からなる。馴染み深い「わらべ歌」のメロディを、岸田の遊び心に溢れたオーケストレーションによりアレンジした音楽は、朗読の深い哲学的な言葉を身近なものに感じさせてくれる。
12月4日、世界遺産である真言宗御室派総本山 仁和寺の観音堂で開催される「時の響」において、船越英一郎の朗読、井田勝大の指揮、Style KYOTO管弦楽団により演奏される。今回の演奏は、岸田自身によって改訂された縮小編成版による世界初演となる。
岸田繁
京わらべ歌による変奏曲
朗読とオーケストラのための
Shigeru Kishida: Variations by Kyo Warabeuta for narrator and orchestra
オーケストレーション:足本憲治
古都・京都 歴史・文化遺産を「語らい感じる」コンサート
「時の響」
船越英一郎(朗読)、井田勝大(指揮)、Style KYOTO管弦楽団
2022年12月4日(日)18:00 真言宗御室派総本山 仁和寺 観音堂(京都)
https://artsinnovator.com/works/tokinohibiki20221204/