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小曽根真《オベレク》世界初演

2024年 7月 19日付

小曽根真 / Makoto Ozone

photo © Kazashito Nakamura

小曽根真《オベレク》は、タイトルが示す通り、ポーランドの舞曲である「オベレク」のリズムやフィーリングから着想を得て、作曲された作品。還暦を迎えた小曽根が2021年にリリースしたアルバム『OZONE60』に収録されている。このアルバムでは、本人が1人2役の多重録音を行い、スリリングな2台ピアノ作品に仕上がっている。

今回、ピアノとオーケストラのために新たにオーケストレーションが施され、7月20日に杭州で小曽根自身のピアノ独奏、 ヤン・ヤン指揮の杭州フィルハーモニック管弦楽団により世界初演される。

指揮のヤン・ヤンと杭州フィルハーモニック管弦楽団は、今年4月にも小曽根の編曲によるW. A. モーツァルト《ピアノ協奏曲第9番 KV 271 「ジュノム」》を小曽根と共演し、大喝采を浴びたばかり。今回の世界初演にも期待が高まる。

小曽根真
《オベレク》(2024)
ピアノとオーケストラのための
Makoto Ozone: O’berek for piano and orchestra
世界初演

小曽根真(ピアノ)、ヤン・ヤン(指揮)、杭州フィルハーモニック管弦楽団
2024年7月20日(土)杭州グランドシアター(中国、浙江省)